
大人向っぽさあるジンジャーカクテルの香りです。
どんな香り?
トップノートはジンジャーエールの香り
ジンジャーは日本でもお馴染み「生姜」のことですが、生姜ってフルーティでありながら味はスパイシーですよね。
この『ジンジャームスク』はトップノートからジンジャーのフルーティな部分を全面に押し出し、キンキンに良く冷えたジンジャーエールの風合いを味わわせてくれます。いい香りです。
また少し珍しいのですが、ジンジャーと並行してトップノートからムスクがきちんと香ります。半分ジンジャー、半分ムスクと言った表情です。ショウガ特有のスパイシーなテイストはあまりありません。ありそうでないクリエイティブですね。モンタルの幅の広さよ。
ミドルノートではもっとフルーティな香りに
ジンジャーが落ち着くと次第に現れるのがレッドベリーやブラックベリーなどのフルーツ達。こちらの甘さは控えめではありますが、ムスクの甘さに包まれながら美味しそうに香りはじめます。ちょっとグルマン風でもあって、その辺りが好みな人にとっては気持ち良い香りの展開に。
またこの辺りから、リアルなジンジャーの土っぽさも加わり、恐らくなのですが天然香料としてのジンジャーを多めに使用しているかも知れません。普通ジンジャー系の香水ってここまで本物の手触りを感じる仕様にはなっていないことが多いんですよね。この辺りにモンタルの隠れたこだわりを感じます。実はスタッフの田中はこの香りでここが一番好みだそうです。
ラストノートは意外なパウダリーへ
これらの香りが落ち着いてくると、(処方には記載がありませんが)ヴァイオレットやアイリスの様なパウダリーフローラルの気配がさりげなく残るんですよね。これがトップから続くムスクと融合してきて、とても心地よい余韻に。トップからはあまり分からない部分ですので、奥の深い、面白い仕掛けです。
総括:大人向けのジンジャーカクテル
『ジンジャー ムスク』はジンジャーを主題とした香りは日本に入ってきているものの中では珍しくモンタルらしいです。大人向けのカクテルの様な香りをお探しの方におすすめしたい一本ですね。
ブランド名
香水名
『ジンジャー ムスク(Ginger Musk)』
香りの系統
このページの香水はお気に召さない場合、返金可能 & 送料無料です。詳細は こちら。
当香水は日本で唯一のモンタル正規代理店「T Company」より仕入れております。現在正規代理店を通さない偽物、並行輸入品が数多く出回っております。ご注意ください。
成分名
変性アルコール、香料、α-イソメチルイオノン、水、ヘキシルシンナマル、リナロール、リモネン、シトラール、ゲラニオール、クマリン、ケイヒアルコール、ヒドロキシシトロネラール、安息香酸ベンジル、サリチル酸ベンジル、シトラール、ファルネソール、アミルケイヒアルデヒド、イソオイゲノール、ケイヒ酸ベンジル、オイゲノール、ベンジルアルコール、ケイヒアルデヒド