
ジューシーなライムを思わせるローズ調の香り。良い香りなのですが廃盤が決まってしまい、在庫がなくなった時点で販売終了となります。
どんな香り?
トップノートは”ライム”なフローラル
名前の通りライムがふんだんに香るトップ。とても青々しく、ベルガモットのようなほのかな苦味を感じるシトラスノートから始まります。爽やかでリッチな心地よいオープニングです
ですが実は、ライムが使われている…と思いきや、どういうわけか公式からの香りの説明には「ライム」は書かれていません(笑)。この香りはローズがキーとなっておりますので、ローズでライムを再現したのかも知れません。
余談ですが、たまにそういうブランドありますよね。ルラボ(Le Labo)とかは作品名と実際の処方をあえてずらす遊び方をします。そういったクリエイションなのかも。
またトップではサフランのアクセントも良いですね。ローズを邪魔しない程度のスパイスが隠し味として効いています。
ミドルはローズ調の香りへと変化
ミドルノートになると、ますますローズの香りが鮮やかに色づいてきます。今作はインド産ローズが使用されています。精油感があり、天然香料独特の味わいが確かに感じられます。他の地域と比べてややグリーンでフルーティです。この辺りが作品名の「ライム」を感じさせるんですよね。
ラストは柔らかいフローラルへ
ラストノートへ進むにつれ、アイリスやサンダルウッドなど、ローズ以外の要素がすこしずつゆっくりと現れてきます。ローズ一辺倒に思えた香りも緩やかに色々な顔を見せ始め、ラストへ向かうのです。
またこの『ウード ライム』はパチョリを配したモダンなシプレノートでもあります。最近でこそディプティックの『オー キャピタル』(2019)やトムフォードの『ローズプリック』(2020)などこの手の香りは増えています。ですがこの『ウードライム』は2005年と結構早いんですね。廃盤が残念な限りです。
ベースはパキスタンの山で採れる貴重なウードを使用。サンダルウッドと交じり合うウッディ調です。
フローラルウッディ調の香りをお探しの方にお勧めです。
こちら残念ながら現在庫がなくなり次第、販売終了です。気になる方はお早めに。
ブランド名
香水名
『ウードライム(Aoud Lime)』
香りの系統
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